プリンセスメーカーシリーズ
既に定着したジャンルとなっている育成ゲームですが、その中の人物育成ゲームの元祖とも呼ばれているのが「プリンセスメーカー」です。
プリンセスメーカーは1991年に第一作が発売され、そのプラットフォームとなったPC-9801の中では異色のヒット作となり、後にPCエンジンなどに移植されました。
その後、2005年の段階までにシリーズ9作品が発売されるなど、かなり息の長いシリーズとなり、人気を持続させています。
本作の内容は、シリーズ作品ごとにシチュエーションこそ異なるものの、一貫して「娘を育てる」という点で一致しています。
ファンタジー世界を舞台としており、ユーザーは父親、あるいは母親として娘を育て、その人生を補助していくという形となっています。
娘を育てるというコンセプトはそれまでのゲームにはほとんどなく、その点は後のシミュレーションゲーム、育成ゲームに大きな影響を与えています。
育成方法も、既に「1」の時点でかなり確立されており、勉強、習いこと、アルバイトなど、人生において経験する事柄をゲーム内でも行わせるという、ファンタジーながらに身近に感じられる部分が多いことも、本作のヒットの要因と言えるでしょう。
ちなみに、本作を開発したのは、あの「新世紀エヴァンゲリオン」を作ったメーカー、ガイナックスです。
エヴァのメガヒットの前は「ガイナックスはプリンセスメーカーを作ったところ」という印象がかなり強く、既にこの時点で先鋭的な作品作りをしていたことがわかります。